
子どもと過ごしていると「これは親として甘いのか?」と考えさせられることがあります。
例えば我が家では買い物の時に…
さて、お出かけするよ。服買いに行くからね、他のものは買わないよ
わかった!一緒に行く!
お店にて…
あっ!ブーブー!ほしい!トミカがいい!!!!
服を買いに来たから車は買わないよ
ほしい!わぁーーーー(泣きながらその場で寝転がる)
(周りの目も気になり)もう…わかったから。(心が折れる)
この状況で買うことが甘いと思われるかもしれません。
大変悩ましいです。
そもそも甘やかすってなんだ?
甘やかすとは
子どもの要求に物で解決し、子どもに寄り添えないでいたり、できることを大人の都合で手を出すことです。
甘えさせるとは
簡単に言うと「いい甘え」のことです。
子どもは大人よりもいろいろと感じ取っているものです。
親に対して話したいことがたくさんあっても何を話しているかわからないことや、赤ちゃん返りをしても受け入れることです。
できないことや困っていることを助けてほしいと要求してきたりする時は手を差し伸べること。
ここで勘違いされること
甘えにこたえると、わがままになるのではないかという思い。
しかし、それは逆で受け入れることで「自分でする」と言うようになるのです。不思議ですよね。
それは自己肯定感が高まっているからです。
この記事で紹介していますので参考にしてみてください。
成長する子どもの育て方〜幼児期から気をつけること〜
甘えを受け入れないことの方が危ういと感じています。
親に要求したことを受け入れられないことを子どもが感じることで、訴えることがなくなります。
大人しくなることは大人にとっては助かる面もありますが、子どもの中では不安を解消されず、負の感情が積み重なっていきます。人に対して甘え方が下手になるということ。
さて、上記のことを踏まえ、我が家で起きたことを振り返ります
子どもの「物がほしい」要求に応えたことについてです。
しかし、買い与えるには原因があるんです。
- 0歳児を抱っこしている
- 3ヶ月間、保育園から家庭保育を強いられ、日中は母親一人で0歳児と2歳児の対応をし心身ともに疲労が蓄積している
- 実家に戻るにも、新型コロナウィルスの感染が懸念されるため、選択肢としてはなかった
- 保育園に行けないことで、どれだけ外で遊んでも子どもが発散できずにいる
- 長男は母親を次男に取られた感覚にあり、普段以上に主張が激しい
子どもとの一連のやり取りは甘やかしなのか?

駄々を捏ねた子の言う通りに物を買い与えること自体は甘やかしになるでしょう。
子どもからの訴えを物で解決しようとすると、子どもは大きくなった時に寂しさなどの感情を物で解決しようとする子になる可能性があります。
今回の出来事は一見「甘やかし」と捉えられますが、親一人で0歳児と2歳児の面倒をみることは大変なことです。
駆け引きも大切だと思いますので、我が家では「子どもに我慢してもらっている」ということでブーブーを買いました!
兄弟や親の都合もあって我慢してもらっている子に物を買い与えることは「やってはいけないわけではない」と、我が家では考えています。状況によってはせざるを得ないこともあると思います。そもそも子どもにそれほど物を買っていなかったです。
しかし「子どものできること」を奪うことは子どもの成長できる機会を逃しているようにも思えます。もったいないですよね。
まとめ
ここで大切なことは自分の要求を主張することは成長する過程なのです。一概にわがままと捉えることの方が考えすぎです。きっと。
わがままと思われる子どもの行動。その行動には子どもなりの気持ちや思いがあります。親が寄り添ってあげることが、子どもが大きくなった10年後や20年後に影響するんです。
子どもの甘えは大人になってくると大きく影響してくることは私の仕事上、肌で感じることが多くあります。大人になっても小さい頃の出来事を引きずり、物の考え方の偏りや人を信頼することが苦手になります。
子どもの成長のためにずっと寄り添うことは、難しいです。
ですが、子どもの頃から親に甘え、受け入れてもらうことで、自分は自分のままでいいんだという自己肯定感が高まると言われています。
甘やかすのではなく、甘えてもらうことを大切にするといいと、我が家では思っています。
自己肯定感やら、甘やかすやら。難しいことを考えず、子どもとの貴重な時間を楽しみたいですね♪
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