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成長する子どもの育て方〜幼児期から気をつけること〜

2020年5月30日

子どもが生まれてから、いや、生まれる前から「良い子」に育ってほしいと思うことは誰でもあることです。

しかし、何をどうするといいのか、わかりませんよね。私もよくわかりません。

ただ、子どもの行動を見ていると、今どんな気持ちで過ごしているのか、わかるような感覚になります。(たぶん、勘違い)

こういった感覚は、仕事柄と、学生の頃に学んだ心理学の知識が影響していると思います。(これも勘違いかも)

この記事を読むことで…

  • 表面的な行動、言動に惑わされない
  • 客観的に考えることで冷静に子どもと向き合える
  • どういった感情や欲求を抱き、怯えているのかを気づいてあげられる

こういったことがわかるのではないかと思います。

子どもとの関わりで、どうしてもイライラしてしまう場面があると思いますが、子どもの動きに意味があったんだ!と、確認できる内容でもありますので、綴っていきます♪

愛着(アタッチメント)について

まず、愛着(アタッチメント)って聞いたことはあっても、わかりにくい言葉ですよね。横文字が苦手な私にはわかりにくいです。

普段「この財布、長く使ってるから愛着がわく」などで、愛着という言葉を使います。愛着という言葉は物だけじゃなく、人に対しても使います。

心理学界隈で愛着について考えたのがボウルビィさんという人。イギリスで精神分析を研究していた人ですね。

ボウルビィさんは愛着を…

養育者と乳児との密な関係が続くことが精神衛生の基本

だと考えたんです。

子どもが特定の人と密な関係を求めることを愛着と言うんですね。

子どもは愛着関係を築くために、泣き叫んだり、喃語を言ったり(あー、うーとか意味のない発音)、微笑んだりします。成長とともに言葉で親に振り向くような言葉を使ってきます。

そう、日頃の子どもの行動ですよね。子どもなりに意味のある行動なんですね^_^

では、子どもの行動について、もう少し詳しく考えてみます。

子どもの行動傾向「安心・安全の場の大切さ」

子どもの行動は大きく捉えると、安心・安全の輪のサイクルで動いています。

安全・安心のサイクルって何?愛着とどう関係があるの?

図を使って説明すると…

大人の役割①

子どもがいつでも戻れて、力を借りれる、心の拠り所(安全の基地)」であること。

例えば…

養育者のもとで安心感を得て、力を蓄え、子どもは外の世界に行きます。

大人の役割②

不快な気持ちが膨らんだ時に、それをケアしてくれる安全な場(安全の避難所)」であること。

例えば…

外の世界で嫌なことがあると養育者(安全の基地)のもとに帰ってきます。

こうした安心感の輪の動きがスムーズに回り続けることが、子どもの精神的な成長を促し、大人になっても精神衛生面で大きく影響してきます

この「安全感の輪」がうまく回らないと…

  • 支えとなる者との関係がなくなることで、関係が悪化する
  • 最悪の場合、虐待事案に発展することも
  • 親は「言うことを聞かない」などの理由をつけて、子どもに高圧的になったりした結果、子どもの精神面に不調をきたす

困った行動をするのも、何かしらの不安によって表現できていない、または表現しているのに受け取ってもらえていないこと

とも言えるのではないでしょうか。

安心・安全の輪がうまく回らない時のSOSのサインとして…

大まかではありますが、以下の様子が見られた時は、子どもは何かしら感じ取っているかもしれないと考えても良いでしょう。

感情

イライラ、焦り、自信がない、涙、不安、気持ちが沈む、ソワソワ、恐怖

行動

引きこもり、出歩き、過度に物事に没頭する

身体

過食、食欲不振、胃痛、不眠、過眠、肩こり

人によって、いろんなサインの兆候が見られるかもしれません。

しかし、ここで悲観しなくても大丈夫!

SOSサインを把握することで、子どもの傾向がわかりますよね!

傾向がわかれば、視点を変えれるような働きかけなど対策もできますね♪

こういった安心感の輪も良い面にもなれば、悪く影響することもあります。

安心・安全の輪のメリット・デメリット

小さい頃の親との関わりは、誰かを信じるための見通しになります。しかし、逆に色眼鏡にもなり、物事を見て判断する基準にもなります。

家庭環境によって物事の捉え方が違うのは、このあたりのことでしょう。

経験したことのないことが目の前で起きると、相手を否定的に見て、安心感の輪がうまく回らなくなる。そうなると、本来出すサインとは違う、曲がったサインを出すこともある。

取り繕うことはすべて悪いわけではありません。しかし、本音を出せるように養育者が安心できる場作りをすることは大切でしょう。

安心感の輪が幼児期に形成されたと感じていても、子どもは経験によって安心・安全の輪の形が変わってくる。なので、子どもが誰と出会い関わっているのかが気になるわけですよね。

これは決して養育者の親の責任だけではないことを知っておきましょう。

これまでの話から言えること

日々、子どもと関わっている中で様子や行動が気になったら…

  • 表面的な行動、言動に惑わされないこと
  • 安心感の輪のどのあたりなのかを客観的に考えることで冷静に向き合える
  • どの感情や欲求を抱くこと、出すことに怯えているのかを気づいてあげること

など、要点を絞って見守ると、親としても取り乱すことなく、子どもと向き合えるのではないでしょうか。

子どもの願いや不安に温かい眼差しを向けてみましょう♪

色々書いてありますが、大人に余裕がないとできないことじゃないのかと感じる方もいると思います。

しかし、それは一人で抱え込むことを意味していると思います。

子どもにも「お願い」をしたり「手伝って」もらうことも良いと思いますし、してくれたことに対しては「ありがとう」と伝えて行くことで、互いに支え合う関係になるのではないでしょうか。

親子関係はこうしよう!と一言では言えないくらい、様々な関係性がありますので、あくまでも私が子育ての中で感じ取れたものをまとめたものとなっています。

しかしながら、養育者は子どもにとって、安心・安全の場があることは変わりないのかなと思います。

それはどれだけ子どもが成長しても同様のことは言えると思います。

日常、忙しいですが、時々考え直すことも大切だなと感じるこの頃です^ ^